誰が黒い羊なのか

採用と人材育成の専門家上薗です

黒い羊効果、という用語をご存じですか?

古くは聖書からくる話なんですが、白い羊の中に、黒い羊が放たれている。

黒い羊は、なじめない。集団の中で、なじめない人を指しています。

それに対して、白い羊が排除しようとする。さらになじめなくなる、そんなループが存在しているんですね。

よくある形が「いじめ」です。

さて、白い羊、黒い羊、悪いのはどちらでしょうか。

いじめという意味であれば、悪いのは白い羊ですよね。

でも、この比喩表現の場合の白い羊にも、自分の集団を守る、優位性を担保するための集団心理のようなものが働いています。

職場で、学校でなじめない、ということはよくあったりしますよね。

雰囲気が合わない、ノリについていけない、職場の風土になじめないということは、往々にしてあるし、それそのものについては、なかなか避けることは難しいのだと思います。

その場面により、自分が白い羊の時もあれば、黒い羊があるということもあります。

なので、白か黒か、ということだ大事だというよりも、

なぜそうなったのか、何が白と黒を分けているのか、この状態は良い状態なのか、そういったことを考えていくことが大事であると考えています。

私も、職場の中では白い羊でもあり、黒い羊でもあります。

時と場面によって、立場は入れ替わるし、それぞれに正義があったり、理由があったりします。圧倒的に白でしかない人も、黒でしかない人も継続的にはあり得ないなと感じています。

例えば、私は現在の職場に15年以上勤めています。それだけ継続勤務ができるということは、大きい枠組みで言えば、私は今の職場では白い羊なんだと思います。でも、例えばもう少し狭い範囲で見ると、私の部署、特に理学療法士は半数のスタッフが私より勤務歴が長く、20年以上勤務しているスタッフが複数人います。そういった土壌を作ったベテラン勢から見ると、私は異分子で、黒い羊であったと思います。

でも、大きい枠組みで白い羊である私としての役割もありますし、異分子だからこそできる、黒い羊だからこそできる役割もありました。

苦しい場面はありましたが、何とか乗り越えて15年勤務している、という現状なんだと思います。

皆さんは、どの場面で黒い羊ですか?

どの場所で白い羊でしょう?

私のプログラムでは、皆さんのその羊である部分に寄り添わせていただきます。https://onlinecare.jp/program/careersoudan/

蛇足ですが、インターネットで、黒い羊、と検索すると「欅坂46」というグループの歌が出てきます。AKBの流れなんだそうですね。ずいぶん違う雰囲気のグループで、アイドルなんか…?とびっくりしました。

おそらく、彼女達はアイドル界の黒い羊なんでしょうね。

記事一覧

  1. 日本らしい居心地の良い施設を目指したい

  2. 咀嚼と睡眠

  3. 時事問題を自分なりに解釈して学ぶ!

  4. 上薗

    行動をコントロールする

  5. ミャンマーの患者さんとオンラインリハ ST渡邉弘人

  6. プロフィール写真撮影へ ーST渡邉弘人ー

  7. 初オンラインセミナー 【口腔ケア基本のき】開催しました!

  8. シーン別【寝たきり予防リハビリ】

  9. 「ゆっくり!やさしく!やわらかく!」

  10. ブログ記事新規追加

  11. ~生活行為専門家~ 相談受付中

  12. 人生のスタートラインに立てていますか?

  13. えひめセラピスト オンライン講座 #2のプレ講座を開催!

  14. 体調と感情と認知機能のつながり ーST渡邉弘人ー

  15. 生存者バイアス

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。