人間、意外に他人を褒めない

採用と人材育成の専門家上薗です

あなたは、普段の生活の中で、人を褒めていますか?

例えば、後輩や、部下、学生さん、患者さんに対して、一日何回褒めていますか?

「褒める」という行動は、「社会的称賛」といったりしますが、適切な行動を増やす効果があるといわれている刺激です。

人間に限らず、生き物の行動は、先行刺激と目標行動、後続刺激の3種類の行動と刺激で説明することができ、その整理と戦略を立てる学問を「応用行動分析」といいます。

社会的称賛は、後続刺激とされていて、後続刺激は目標行動の頻度を決定づける要素になります。よい刺激は、行動を増やし、悪い刺激は行動を減らします。

つまり、「褒めて伸ばす」というのは、応用行動分析としては非常に理にかなっているといえます。

しかし、日常生活の中では、実際はあまり人間褒めていないものです。

私が応用行動分析を勉強し始めた頃、自分自身もそうですが、周りの理学療法士、作業療法士の訓練にも注意を払って、会話を聞いていました。

そうすると、実際、あんまり褒めていない。患者さんに、「こういう運動をしてみましょう」といって、患者さんがその通りにやってくれた場合には何も言わず、せいぜいうなづくだけの人が多い。間違った時だけ、指摘をしていたり。

運動指導をする機会が多い療法士は、結構そういうシチュエーションが多いように思いました。

褒められないと、患者さんはどう感じる、どう思うと思いますか?

「これはあっているのか?」と疑問に思ってしまうと思います。そうすると、正しい運動を行うという行動は増えません。

なので、意識をして褒める、ということは非常に大事なんです。

では、あなたは、自分自身を褒めていますか?日本人って、謙虚であることが美徳とされているところがあり、「私はできる!」は疎まれる傾向があります。

例えばサッカーの本田圭佑選手が、自信満々に語ったりすると「ビックマウス」だと批判されることがありますよね。本田選手は本当に実績のある方ですので、まだいいかもしれませんが、普段自分の周りの方が自信満々だと、ちょっと嫌な感じがしますよね。

批判や、その同町圧力から「私なんて大したことはありません」と自己評価を低く採点する、なんてよくあることかと思います。

でも、ただでさえ他人を褒めないのに、自分自身も自分を褒めないとしたら、誰が褒めてくれます?社会的称賛がまるでなかったら、長く、頑張ることってできるでしょうか。

長く、自分自身が頑張っていけるように、自分で自分をしっかり認めていくことが大事なのではないでしょうか。他人に遠慮して、自分をできない人間だと思う必要はないんですよ。

自分自身を理解し、次につなげていくためのプログラムも準備をしております。

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